本記事の端末は、Geekbuyingアンバサダーにおいてお借りしたものを利用しています。
スティックPCの思い出は、2015年発売ドスパラさんの初代スティックPCが投げ売りされていたのを、面白半分に購入したのが最初で結論から言えばヒートシンクをつけなければ熱籠りで処理速度が低下するなど、私自身はうまく活用できず倉庫の肥やしになったもの…。
そんな思い出から2年、国内現行製品はAtom搭載モデルが大半な中で 今回紹介する EC DREAM製A9は、CPUに Celeron N3350(Apollo Lake)搭載という事でどの程度使えるものか簡単に試してみました。
Contents
EC DREAM とは?
ミニPC、Android TV Box などを生産・販売している中国深圳の会社。
ECDREAM:https://www.ecdream.shop/
深圳の新興企業でしょうか?私自身は今回の件ではじめて知った会社です。
EC DREAM A9 スペック
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | インテル Celeron N3350 Apollo Lake |
グラフィック | インテル HDグラフィックス500 |
メモリ | 2GB LPDDR3-1600MHz |
容量 | 32GB eMMC |
Micro SDスロット | 有 |
ネットワーク | IEEE802.11 a/b/g/n/ac 1×1 MIMO and Bluetooth4.0 |
サイズ | 125*58*16(mm) |
重量 | 本体約97g, アダプター込約215g |
CPUに Apollo Lake の Celeron N3350 を搭載していますが、メモリ 2GB なのが残念です。32GB eMMC はスティックPCや安価なタブレットによくある構成で、Micro SDスロットを上手に活用しないと Windowsアップデートもままならないなど利用者の層がここらで限定されます。
EC DREAM A9 外観
EC DREAM A9 どの程度使えるか、ファン音や発熱は
私自身が日常的に行う事務作業(Office2016関連)、ネットサーフィン、Youtube視聴に関してはソフトやブラウザの立ち上げに1~2呼吸のラグがあるものの、立ち上がってしまえば同時作業も含めて大きく気にはなる事はない…と言いたいものの、前提としてスティックPCだからというハードルを下げて利用した事もあり、思っていたよりも普通に動くという感想と メモリ2GB+32GB eMMC が足を引っ張って勿体ない…。
最終的には1万前半で買える価格を考えれば必要十分どころか悪くない。
尚、液晶モニタ・TV・プロジェクターに接続し利用しましたが、ちょっとした操作でファンが駆動しますので液晶モニターのように比較的近い場所で利用となると、ファン音が気になってしまうかも。
発熱に関しては、室温20度前後で50度を超えなかったので少なくとも夏場はエアコンなどの調整が必要なものの問題なし。
EC DREAM A9 雑感と購入先
拡張性の無さやスペック的なもので、用途を限定したライトユーザー向けの製品かというとそうではなくスティックPCの特徴を理解していれば色んな活用法があるなと。
2017/12/18付 価格119ドル(約13,500円) という低価格で持ち運べるPC、テレビに繋いでリビングPCにするも、プロジェクターに繋いで映像コンテンツはたまた仕事上のプレゼンなどに活用したり、低消費電力を活かしてサーバー化するなど、価格以上のものではないでしょうか。
今回紹介した EC DREAM A9はこちらにて購入できます。
geekbuying:EC DREAM A9 商品ページ 2017/12/18付 価格119ドル(約13,500円)