デル アンバサダー限定の第三回目のXPS体験モニターで XPS13 を貸出して頂きましたので日常雑記をお届け。
XPS体験モニター:募集ページ(現在は申し込み終了)
貸出端末:XPS13
貸出期間:2017年11月27日(月)事務局必着の返却まで
一部端末不具合があった事と、、貸出から少し日数が経ったこともあり、自分の整理もかけて写真と雑記を紹介。
写真は下記機材・設定
・Sony α6000+SEL50F18 / ASUS ZenFone3 のオート設定
・画像編集は、Windows10標準アプリ「フォト」で角度調整
・リサイズツールで、横幅とサイズ調整
(ホワイトバランスの調整や、画像加工はできしていません)
という事で撮った写真を無作為に貼ってきます。(スマホで撮影、横幅を揃えるだけ)
Contents
「X」が注目されていた時
2台のXPS13でXを実現
いきなり、貸出端末の扱いが雑なのではと一部の方にご指摘があった写真。周りのガジェット好きな方が、iPhone X + Galaxy Note 8 などの2台持ちで X や 対 X が一部賑やかでしたが私はこんな 「X」PS体験をしていました。
後述する個体不良が見られた為、一時的に代替機と合わせて2台持ちに。他の体験者の方でWifiやアクティブペンの不具合で私のように代品を受ける方が一部みられましたがこんな体験されてるとは、デル側も想定外でしょう。
サイズが近い端末との比較
XPS13(13.3インチ)を両脇に、スリムと言われる某中国出張用PC(12.5インチ)と並べてみると11~12インチサイズの筐体にinfinity display「フレームレスディスプレイ」を搭載しているXPS13だけあってサイズ感は近い。
持ち出し時は、13インチスリーブケースに
筐体は、NEC LaVie Z(初期) や LG gram のように薄型軽量に特化したという訳ではなく筐体・液晶ヒンジなど各所に堅牢さを感じますがアルミ筐体なので硬いものに接触するなどすれば目立ちにくいながらも傷はつきます。貸出端末も、写真を撮ろうと電球近くで見たら1箇所だけ傷があったので、念のため持ち出し時は13インチスリーブケースに入れて持ち歩き。
XPS13 とお出かけ、重量1.2~1.3kgの負担はいかに
某スーパーアリーナ座席
こちらも写真だけ見ると、貸出端末の扱い…と自分でも思ってしまいますね。写真で何が言いたいかというと液晶を開いた状態での加重バランスは良いですね。昨今の薄型・軽量端末によっては液晶開閉度によっては液晶側に倒れる事も有。
(撮影問題ない場所・周りへの配慮・貸出端末に余計な負荷をかけないよう写真に見えない所に支え棒をたてるなどはしていますが)
某観覧車内
私の知人に実際にいる方ですが、平日遊園地で乗り放題券で飽きるまで観覧車に乗り続ける方がいます、奇特な例ですが運転中の観覧車内での作業を想定してひざ上・手持ち・観覧車内枠部にて XPS体験。高所が苦手な私は1週でギブアップ(前述の知人は観覧車の保全上、1周毎に乗り降りしてます)
ブロガーの方やフォトジェニックな方なら、知人のように観覧車内で作業される方もいる?
こどもと公園にて
世間はインスタ映え、フォトジェニック、エモいとにぎわっていますので、私も挑戦。とはいえカメラ片手に出歩くと、髭・マスク・ニット帽と職務質問を受けてしまうので子供とともに公園に。
アンバサダーの一員として、端末の魅力が伝わる写真を…。とそういうのは向いてる方におまかせするとして、前述の通りXPS13 は筐体設計がしっかりしていますので片手持ちしても筋力さえあれば例え二本指で筐体を掴もうと、筐体が歪んだりすることはありません。ただ私が借りた端末は、タッチパネル対応で約1.3kgとXPS13を掴んで、片手で長時間撮影するには辛い。手持ちに1kg未満の LaVie Z がありますが片手持ちに限定するとなると1kg未満と1.3kgの差は個人的に大きい。
子供にとっての XPS13
第1回の XPS13 2-in-1 貸出時も、弄って遊んでたので今回もお絵かきがしたいという事で本機はデジタイザ未搭載ですがタッチパネル対応モデルだったので、手持ちのペンでお絵かき実践。
座談会のフィードバックで、液晶ヒンジ、2-in-1との比較でスタイラスのことを伝えましたが子供はそんな親の小言のような事を気にするでもなく楽しんでるのを見て自分の了見の狭さを実感。
ゴリラガラスで子供に触らせても安心!でもほっとくのは怖い苦笑#デルアンバサダープログラム #XPS体験 #XPS13 pic.twitter.com/MxDyDmA1Em— しまガジェ (@shima_gadget) 2017年11月25日
ツイートしたように子供は筆圧などは関係なく楽しくすごしてる姿を見てあたたかい気持ちに。XPS13 2-in-1 と混同していたので、液晶を180度以上開こうとしたり塗りつぶしとして液晶をペンでガンガン突いた時はヒヤリとしました。
液晶ヒンジ、ゴリラガラスの強度などを実体験したのとは別に XPS13、2-in-1 ともに液晶が開きにくい事を第1回・3回ともに改善点として挙げましたが、小さい子供がいる家庭にとっては子供が簡単に画面を開けない今の設計の方がいいのかもしれませんね。
(座談会時、同席の方からも職場で使う兼ね合いで他人に簡単にアクセスされなくて良いという意見も有り)
人それぞれ使用する上での環境・状況が違うので多種多様な意見や体験に触れあえるアンバサダーは面白いなと再認。
XPS13 貸出機は残念ながら個体不良端末
貸出機に関しては残念ながら個体不良と疑われる下記症状が発生しました。
・液晶タッチ操作において、画面消灯
・発熱
・処理遅延(起動・再起動時)
・コイル鳴き(程度の差はあれ量販店の展示物でも確認) ※BOIS 2.1.0 で対策あり
代替機と一緒に改めてタッチ動作の確認。画面消灯の条件がある程度しぼれてきたので動画で記録するまでは良かったものの、返送前にとある事してたら(無関係でしょうが)画面消灯の再現が改善、現状の状態で返送するか報告と確認予定。#XPS13 #デルアンバサダープログラム #XPS体験 pic.twitter.com/aGpHw4ueiF
— しまガジェ (@shima_gadget) 2017年10月31日
ネットの普及によって不具合の事例を検索するのは容易になりましたが、類似事例を見つけて実際に解決できるかというと難しい。Windows10 Updateによるソフト的な不具合、ハード不良、端末・構成の不良と色々ありますしね、不具合にあたった人も不運ですがそれをくみ取る側のカスタマーサービスも大変だろうなと。
そんな前提を持った端末ですが、第7世代 Core i7(U)、メモリ16GB、SSDとスペックが高い事もあり普段私が行うような事務作業はサクサクだったのですが…
発熱問題
前述の発熱問題、常に発熱する訳ではなく特定まで至らなかったのですがこちらの発熱問題が起きた状況時は、処理遅延・コイル鳴きが特にひどく再起動しようにも10分以上(最大40分近く)かかる事もありました。
archlinux(Dell XPS 13 (9360)トラブルシューティング
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Dell_XPS_13_(9360)#.E3.82.B3.E3.82.A4.E3.83.AB.E9.B3.B4.E3.81.8D
こちらを見るにグラフィック関係に起因?タスクマネージャー上のパフォーマンスにおいて、CPU・メモリ・ディスクは異常と思われる動作は確認できませんでした。
Windows10 Build 16226よりGPUをモニタリングできるようになっているので、同じような症状が見られる方は、OS Update後にタスクマネージャーを見てみる問題の切り分けにいいかもしれません。
※個体不良の可能性または、BIOS・グラフィックドライバー・他にてメーカー側にて対策がとられている可能性もありますので既知の不具合やドライバー・アップデートなどを要確認。
XPS13 で色々やって確認。
発熱時の処理遅延以外は、スペック盛り盛りの端末なので色々検証をと思ったのですが結果的に端末スペックに関係ない所で純正ではないアクセサリーの互換検証をやってみました。
USB-TypeCアクセサリーとの相性
XPS13(9360)はUSB PDによる本体充電が可能なので1600円~12000円程のUSB Cハブ(PD対応)を各種検証しましたが手持ち機器、すべて問題なく通電・単独接続認識・動作が確認でき呆気ない感じに。
※外付けHDD・HDMI出力・PD充電の複合接続による合計電流900㎃h以上のものは未検証
(各製品によって設計は違えど、900mAh超えは大半がHDMI出力か必要電流値が高いものから認識不具合など問題がでました)
USB Cの充電周りはまだまだ規格不良の製品が大半ですので、接続機器、本体への損傷を考えたら素直に純正アクセサリーを利用するのが無難かもしれません。
デル XPS13 アクセサリーとサービス(クリックでアクセサリページ)
モバイルバッテリーによる給電
RAVPower製とZMi製QB820(紹介記事)にて30W、40Wの給電を確認。タッチパネル対応モデルの本機ではバッテリー駆動は5時間前後と物足りなかったのがType C PD給電対応の為、これで安心。
※RAV Power製のものは同型番で2台持っていますが1台でしか充電確認できなかったので型番はひかえます。
ただ、本来は付属のアダプタは45W給電の為上記モバイルバッテリーによる給電は下記のメッセージが表示されます。(給電しながら電源入れた場合)
純正以外で、個人的に気になっているのはGoppaさんが先日発表したアダプタが仕様上安定して給電できるかなと思われます。
GOPPA USB-IF認証済みUSB-PD準拠ACアダプター/カーチャージャー「Energear」シリーズ
http://www.goppa.jp/energear-wall-c.html
某艦隊ゲームもサクサク動作
片方はAndoridエミュレーターによる動作検証、タッチパネル対応モデルの為、スマートフォン・タブレットと同じ操作感覚が可能。
※エミュレーター利用は公式で容認されていはいるものの推奨ではありません。
XPS13 雑感
個体不良に当ってしまった時は正直どうしようかなと思いましたが、折角のXPS体験なので問題があった事を含めて色々と弄って遊ばせてもらいました。基本的に素直に褒めない私ですが、XPS13は 現在のフレームレスディスプレイに至るまで、至ってからもブラッシュアップされている事もありよくまとまっています。
個人的な欲を言えば、付属のアダプタを 2-in-1 同様USB Cによる充電アダプタを標準にしてほしい、もう少し軽くなって欲しい、モバイル通信に対応して欲しいなどあるのですがデザイン・堅牢性・充実したスロット、ポートとクラムシェル型ノートPCとして完成しています。
今年9月発表の第8世代のCPU搭載モデルは、本体験の第7世代と完全に同じ筐体という事でマイナーチェンジのみと思われますが、是非デルの方にはアンバサダー含め多種多様な意見をまとめ上げて次期開発に取り組んでもらいたいですね。
手持ちのデル端末と言えば、アンバサダー体験と関係ない Latitude や Vostro だけで今年は終わってしまいますが、insprionシリーズがXPSの流れを汲んでスタイリッシュになってきたり、アンバサダー体験を通じて社員の方と接していると今後の展開も楽しみです。
デルアンバサダー募集中
デルアンバサダープログラム登録後、下記のイベントに参加させて頂いております。
・第1回 XPS体験・座談会
・コンシューマー向け新製品発表会
・第3回 XPS体験(本件)・座談会
また12月19日(火)にデル本社にて開催される、スモールビジネス向け新商品発表会に関しても機会を頂いたので、体験後は出来る限り早めに一般人目線でどのような会だったかを紹介できればと思っています。
デルアンバサダー:アンバサダー募集中
http://dell-ambassador.com/
http://www.info-event.jp/dell/lp/xps/ambassador/
デル製品に興味がある、パソコンが好きだ、本記事などで興味が沸いたといった方はアンバサダー登録されてはいかがでしょうか?
私自身、メーカー側にどうこう言える程の技量も知識もありませんがガジェット好きな一人としてアンバサダーを通して、メーカー・アンバサダー登録者と意見を交えられて楽しい一時を体験しております。
参考として、本アンバサダーを統括されている
デルコンシューマー&ビジネス マーケティング統括本部 部長 横塚知子氏の記事をご紹介。
デル アンバサダープログラムについてインタビュー:アドタイ(宣伝会議)
「デル アンバサダープログラム」を始めた理由
https://goo.gl/YuUALS(前編)
本アンバサダーを通じて、デル製品はもとより横塚部長を筆頭に、中の方々にも魅力を感じられるのではないでしょうか。